子どもの頃、ひどく親に叱られて「おかあさんなんか、死んでしまえ」と思ったことが何度もある。ただ、この臆病者は、どこかにいるかもしれない神様が怖くて(願いがかなうのが恐ろしくて)、
「いえ、今のは嘘です」と打ち消すのを忘れなかった。
大人になり、言葉には気をつけてきたつもりだが、
LINEでのふとしたことばが、相手の方の深いところを傷つけてしまったことがある。
つい先ごろは、見舞い先でドラマを見ていて、ある瞬間、毒のある感想が口を出て、友人を仰天させた。言葉は、伝わってしまえば取り戻せない。双方に残る痛みを胸に刻もうと思う。
とは言え、
相手の(特に子ども・若者の)「毒」は受け流し、「今はそんな気分なのね」と
気持ちだけ受けとめ、やわらかく返せるオトナでありたい。
思春期の子らの「毒」は時に、これでもかこれでもか、と親(特に母)に向けられる。感謝もねぎらいもなく、心折れそうになるのも無理はない。「解放されたい」と思う自分もどうか責めないで。
えぐるような言葉の刃はある意味「自傷行為」
親という殻を傷つけながら自分もまた深く傷ついている。そうやってもがきながら脱皮し
大人になっていく子らのチカラを信じ、
おとうさん、おかあさんたち、今は、ぐっと踏ん張ってくださいね。
いろんなところに、応援団がいます!

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